エアコンの選び方と使い方でエコロジーに
家の新築をきっかけに、エアコンを買い替えたりされる方も多いようですが、時代の流れとして、車はエコカー、電化製品は省エネ家電という流れになってきています。
今回は、エアコンの選び方と使い方で省エネを考えてみます。
まず、電気屋さんへ行って、エアコンのコーナーを見てみると、さまざまな機能の付いたものや、大きさ(容量)のエアコンが、ところ狭しとならんでいます。
エアコンの容量の目安は、木造で●帖、コンクリートなら●帖というような表示がされており、店員さんを呼んで話を聞いてみると、実際の部屋の大きさよりも、1クラス以上大きいものを勧められる場合が多いようです。
というのは、6帖に6帖用のエアコンを設置して、冷えなかったらクレームになると云うのです。(冷えたかどうかは個人差もありますが・・・)
次に、常識のウソというか、かなり多くの方がエアコンについて、間違った認識をされています。
・・・それは、大きな容量のエアコンを軽く運転する方が省エネだということです。
これには、私も騙されていました。
家電には定格というものがあって、その70~80%で運転するのが最も効率がいいそうです。
<高価なエアコンと安価なエアコンの違い>
次に、省エネなエアコンと省エネでないエアコンの大きな違いですが、センサーの感度が違うということでした。
具体的には、温度設定をして運転するのですが、部屋が冷えてきたらエアコンが切れて、暑くなってきたら、再び動き出すエアコンと、もう一つ、部屋の温度によって、強くなったり、超弱くなったりして、ずっと動いているエアコンでは、どちらが省エネでしょうか?
実は、後者の方が省エネなんです。その理由ですが、エアコンは運転を開始するときにエネルギーをたくさん使うからです。
結論として、感度の良いエアコンは、高価ですし、感度の悪いエアコンは安価です。
これからエアコンを選ばれる時に参考にしていただけたらと思います。