太陽光発電の売電金額について
※2009年10月の記事です
今回のテーマは、以前にも何度か取り上げている太陽光発電についてです。
今年(2009年)の11月1日より太陽光発電の新制度がスタートしました。
新制度では、今までの約2倍の金額で自宅で発電した電気を買い取ってくれるものです。
平成21年11月1日より平成23年3月31日までに申し込んだ場合、向こう10年間、1キロワットアワーあたり48円で電気を買い取ってくれます。
現時点では、新築住宅で標準的な3.5キロワットのシステムで約200~250万円程度の費用がかかるのですが、約20~30万円が国や地方自治体から補助金がでることで、今までは、初期費用を回収するために20年程度かかっていたのが、10年ほどで回収できるようになります
また、太陽光発電のパネルが徐々に量産体制にはいっているので、これから徐々に価格が下がると思われます。
この電力の買い取りですが、自家発電のうちの余剰電力(余ったもの)を1キロワットアワーあたり48円で買い取る仕組みなのですが、今後、発電した電気をすべて買い取るという案も出ていますし、実際にドイツでは、そのような政策で一気に太陽光発電が普及したそうです。
我が国、日本はCO2削減目標を1990年比25パーセントという目標を掲げていますので、政策的にも太陽光発電とハイブリッド車が主流になって来ることが考えられます。
太陽光発電の新制度と高断熱な省エネ住宅を組み合わせることで、光熱費ゼロになるゼロエネルギー住宅も夢ではありません。
太陽光発電については、後からよりも新築時に設置する方が簡単で費用も安くできます。
平成23年3月31日が申込みの期限となっていますので、これから家をお考えの方は、検討された方がいいのではないでしょうか。