断熱サッシを使ってエコロジーに 

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ペアサッシが本格的に普及しはじめて、もう10年以上になりますが、最近では、窓枠も結露しにくい樹脂サッシや、Low-E(遮熱)ガラスを使用したものも増えてきました。

ペアサッシとは、複層のガラスのサッシのことでガラスとガラスとの間に空気層があります。

従来の単板ガラス(1枚のもの)に比べ保温性が良く、また、ガラスの間に空気層があるため、外気と室内の温度差による結露がかなり改善されました。

冒頭に出てきました樹脂サッシは、外側がアルミ、室内側が樹脂で出来ており、アルミよりも熱を伝えにくいので、窓枠も結露しません。

私が最近注目しているのは、太陽光による熱を遮断する、Low-E(遮熱)ガラスです。太陽の熱を遮断したら冬場寒いんじゃないの?と思われたかもしれませんが、これは、夏場に家を涼しくするための対策です。

近頃は地球温暖化の影響のためか夏場も気温が高く35℃を超える日も少なくありませんし、家の中が焼けこめば、40℃近くになることもあります。ですから、太陽による熱や焼けこみを出来るだけ家に入れないようにしたい訳です。

遮熱ガラスなので、冬場は室内の暖かさを外に逃がしませんので、暖房も充分に効いてくれます。お解かりいただけましたでしょうか。

また、Low-Eガラスには、紫外線をカットする効果もありますし、外から見えにくい反射する加工がされたたガラスもあります。

価格的には、そんなに高くないので、これから家を建てる方は、予算が許せばLow-E(遮熱)ガラスを使われたらと思います。

ガラス一つで、夏のエアコンや冬の暖房の効率も良くなります。これって、少しの工夫でとってもエコロジーなことではないでしょうか。

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