自然な暮らし～省エネ住宅を考える

今回は、エコ住宅の条件について考えてみますまず、何をエコとするかがポイントですが、自然な暮らしをテーマに考えてみます。

＜通年＞

• 窓は樹脂サッシ、ＬＯＷ－Ｅガラスを使う
• 窓、吹き抜け、間取りを工夫し電灯をつけなくても明るい家をつくる
• 照明は、蛍光管またはＬＥＤをつける
• 門灯などは、暗くなると点き、○時間後に消えるセンサーを設置して、消し忘れをなくす

＜夏の暑さ対策＞

• 家の断熱がよければ、エアコンの使用量が減るので、屋外の熱を家の中に入れない。
• 湿度を低く保つことで、同じ室温であっても体感温度がグッと下がる
• 窓の外にオーニングや簾（すだれ）をつける
• 風の通りが良い家を作る

＜冬の寒さ対策＞

• 断熱性については、暑さ対策と同じ
• 室内の床と天井や一階、２階で温度差が出来るので気流を作り、空気をかき混ぜ均一にする
• ライフスタイルに合った暖房機を考える。たとえば、蓄熱暖房やオイルヒーターを使うのであれば、電気の契約を変更したり、見直すことで電気料金が安くなったりする。

＜その他＞

• 都市ガス、オール電化、薪ストーブ、太陽光発電などは、地域や敷地、家の形状などによって異なる
• 内装材に無垢材や塗り壁などを使うと、材質の性能で、冬暖かく、夏涼しい家になりやすい。また、湿度も下がりやすい。

（まとめ）

自然な暮らしをテーマに省エネ住宅を考えると、家は設計や基本性能が一番大切だと言えます。
あとは、地域性とライフスタイルにあわせて、熱源などを選ぶのが一番ではないでしょうか。