ウッドデッキの寿命と素材選びについて
今回は、ウッドデッキについてお話します。
ところで、ウッドデッキの寿命ってどのくらいかご存知ですか?一般的なもので大体3~5年らしいです。
私も最初は、「えっ!そんな寿命が短いの?」 「・・・なんで???」そんな風に思っていました。
疑問に思って調べてみたところ、一般に流通しているウッドデッキは、外国産の木材でできていて、それが日本の風土には合わないことが大きな原因のようです。
日本の気候風土に合わない材料は、「ホワイトウッド」「パイン」「スプルス」などです。
最近の流行では、30年でも50年でももつ、ウリン材が注目されていますが、価格が恐ろしく高く、(6帖程度で100万円ほど)確かに耐久性も大切ですが、価格も重要ですよね。
そこで、私たちが注目している材料が、国産の杉です。
「えっ!杉?」と思われた方も多いはずですが、これがなかなかいけるんですよ。
ただし、丸太の中心部の赤い部分(赤身)しか使いません。
というのは、杉の赤身は水に強く、防虫効果もあり、なにより腐りにくいのです。
なぜ、国産材の杉を使うかと言いますと、外国材はコンテナで運ばれるときに防虫剤や防腐剤などを使用するからなんです。
写真は、以前に杉の赤身(中心部)のみで作ったウッドデッキです。塗料も自然塗料を使用していますので、赤ちゃんが口に入れても大丈夫です。
それと、自分で塗装もできます。ちなみにこのデッキは、私が塗りました。デッキは年1~2回のメンテが必要なので自分でできる素材を使う方がいいかもしれません。