家の金額で、坪単価はアテにならないと聞きましたが、どうしてですか?

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Q.家の金額を計算するときに、坪単価はアテにならないと聞きましたが、どうしてでしょうか?


A.
まず、坪単価とは何かですが、本体工事を建物の床面積で割ったものです。

たとえば、本体工事が1500万円で、床面積が30坪であれば、坪単価は50万円ということになります。

しかし、注意が必要な点がありまして、それは、業者は坪単価を安く見せるために、本体工事を安くしたり、床面積を多くなるようにしている場合もよくあります。

たとえば、本体工事の金額を付帯工事(給排水や電気引込み)にシフトしたりすることもあります。
本体工事1500万円と付帯工事200万円を、本体工事1400万円、付帯工事300万円のようにします。

面積も延べ床面積30坪(吹き抜け、ポーチ、バルコニーを含まない)を施工面積38坪(吹き抜け、ポーチ、バルコニー含む)として計算したりします。

どちらも同じ金額で同じ面積ですが、

  • 1500万円÷30坪=坪単価50.0万円
  • 1400万円÷38坪=坪単価36.8万円

となります。

ですから、坪単価はあまり参考にされないほうがいいでしょう。

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