周囲と比べて割安な土地とは?
■今回は、周囲と比べて割安な土地についてお話します。
割安な土地とは、周りの価格(相場)にくらべて、安い土地のことです。不動産に掘り出しものは無いと何度も申し上げていますが、割安な土地はあります。
■どんな土地が割安なのか?
まず、はじめに広い土地は割安な場合が多いです。たとえば、相場が坪単価30万円の地域の土地とします。
その土地の面積が50坪であれば、坪単価30万円で1500万円なのですが、75坪となったときに、坪単価が安くなったりします。(たとえば、27万円)
■なぜ単価が安くなるのか?
土地の地域が同じなので、坪30万円の相場がなぜ安くなるのか疑問に思われたかもしれません。
要は、面積が大きくなると、総額が大きくなって売れにくくなる場合が多いので、割安感を出すために
坪単価を安く設定したりします。
その反対に、面積に小さい、東南の角地などは、坪単価が3万円高かったりする場合や、南向きと北向きでは単価が違う場合もあります。
■その他の割安な場合
たとえば、土地の形にもよりますが、専用通路と言って、旗竿のような形の土地の場合、家を建てることができる面積(有効面積と呼んだりします)が実際の面積よりも小さいので、坪単価が安く設定されたりします。
その他にも、(土地の形が)変形地の場合も割安な場合が多いです。
旗竿敷地や変形地もプランニング次第でとても良くなったりしますので、整形(長方形)の土地だけがいいとは限りません。
不動産に掘り出しものはありませんが、割安なお値打ち物件はあります。たとえば、敷地の形状によっても割安な土地はありますので、あとは建物のプランニング次第です。
自由設計で家を建てる場合は、変形地であっても大丈夫です。場所と予算と雰囲気が合えば変形地を検討してもいいと思いますよ。