地震保険は掛けたほうがいいのか?
Q.最近の家は地震に強いと聞きますが、地震保険の必要はありますか?
また、地震による火災の場合は火災保険はおりるのでしょうか?
A.最近の家は、阪神大震災以降に建築基準法が改正され、地震にかなり強いので、まず倒壊することは無いと思われます。
しかし、災害時にはどんなことがあるかわからないので、保険は入っておくに越したことはありません。(ここまでは一般論)
まず、火災保険の担保する範囲が重要で、要は、地震による火災の時も出れば、火災保険だけでOKですし、出なければ地震保険をかける必要があります。(普通の火災保険では地震による火災の場合は保険金がおりません)
ここで地震保険についてなのですが、通常、地震保険は、建物の1/2以下しか掛けることができないのと、契約期間が最長5年だという事、そして保険料がかなり高いという部分がありますので、かなり不利な内容です。
そこで私がおすすめしているのが、地震による火災も担保している火災保険で、新価実損方式のものです。新価実損とは、もし家が火災で燃えてしまった場合でも、そのときに新築を建てることができる金額が支払われるものです。
「天災は忘れた頃にやってくる」といいますが、「備えあれば憂いなし」ともいいます。
保険だけではなく、防災用品の準備も必要です。