200年住宅構想とは?(現在の長期優良住宅)

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Q.200年住宅が話題になっていますが、実際は、どのようなものなのでしょうか?

A.200年住宅とは・・・平成19年5月に自民党の政務調査会住宅土地調査会が「200年住宅ビジョン」を発表したことにより、スタートしたものです。

一定の基準を満たすものを、長期優良住宅として認定し、その住宅に対して補助金や減税措置などをしていくものです。(その基準の主なものは、劣化対策、耐震、維持管理、省エネなど)

200年住宅とは、構造(骨組)を定期的にメンテナンスし、設備や内装(風呂やキッチン、フロア、壁、天井など)を20年ごとにやりかえる事で、住宅を長寿命化しようというものです。

これは、日本建築からすれば、とても当り前の事なのですが、1970年代、高度成長のころより、プレハブや粗悪な建売りなど「安く」「早く」作る事ばかりが注目されました。

その結果、日本の住宅の平均寿命は22年と言われたり、ローンが払い終わる頃には建て替えないといけないと言われたりしてきました。

現時点では、200年住宅のメリットとして、登録免許税、不動産取得税、固定資産税の軽減やフラット35の金利の優遇があると言われています。200年住宅のうち、超長期優良住宅については、国から補助金が200万円出ます。

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