屋根裏収納の大きさは、どれくらいまで作れますか?
Q.新しい家にはたくさん収納スペースが欲しいと思い、屋根裏に小屋裏収納を作りたいと思っています。どれくらいの大きさまで作ることができるのでしょうか?また、その他にも注意があれば教えてください。
A.小屋裏収納を作りたいという事ですが、2階建ての家の場合、小屋裏収納の面積は2階の床面積の半分以下という規定があります。
たとえば2階の床面積が50㎡だとすると、小屋裏収納は、25㎡(約15帖)以下ならOKということになります。
その他に、小屋裏収納は、天井の高さが140センチ以内であることが条件になりますから、この2つの条件をクリアすることで、小屋裏収納の部分は、建物の床面積に算入しなくてもよくなります。
あと、小屋裏まで行くための階段ですが、急勾配の階段、普通の階段、はしごや天井から降りてくる収納階段など、自治体によって規定が異なりますので、詳しくは工務店や設計士さん確認してくださいね。
ところで、小屋裏の面積が規定の大きさを超えたり、天井の高さが140センチを超えた場合は、どうなると思われますか?
それは、その小屋裏収納が3階部分に変わってしまいます。ですから、3階建ての建物となり、構造計算も別途必要になりますし、小屋裏部分が容積率に含まれることにもなります。
その他、固定資産税の課税対象にもなるので、余計に税金もかかります。以上が小屋裏収納について知っていただきたいことと、注意して欲しいことです。